RubyはWebアプリ開発によく使われる、日本発祥のプログラミング言語です。
ですが、「名前は聞いたことあるけど、具体的な特徴は知らないな…」という人もいるでしょう。
そこで本記事では、プログラミング初心者向けに以下の点を紹介します!
- Rubyとは何か
- Rubyの特徴とメリット
- Rubyでできること
- Rubyの需要・将来性
- Rubyの基本構文
Rubyに興味のある方、実際にRubyを使って開発してみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
Rubyとは?
Ruby(ルビー)とは、1995年に公開されたオープンソースのプログラミング言語。
開発者は日本のソフトウェアプログラマーである、まつもとゆきひろ(通称 Matz)氏です。
Rubyは日本で初めて作られた言語であるだけでなく、日本発祥のプログラミング言語として初めて、IT分野の国際標準に認められました。
そんなRubyは、「ストレスなく楽しんでプログラミングできる」というコンセプトで作られています。
また、まつもと氏が好んでいた複数のプログラミング言語(Perl、Eiffel、Smalltalk、Lisp、Adaなど)の長所を組み合わせて作られているのも特徴です。
Rubyの歴史
Rubyは1995年に初めて一般公開されましたが、最初はそこまで有名ではありませんでした。
Rubyが広く知られるようになったのは2006年頃のこと。
「Ruby on Rails」という開発ツールの登場に加え、Rubyの特性である開発の速さと柔軟性が世界中のエンジニアに支持されたことが理由です。
そこから現在まで20年近く人気を維持し続け、今では世界各国の主要都市でRubyの大規模カンファレンスが実施されるまでになりました。
Ruby on Railsとは
「Ruby on Rails(ルビーオンレイルズ)」とは、2004年にリリースされた、オープンソースのWebアプリケーションフレームワーク。
そして、ベースの言語はRubyです。
単語の意味
フレームワーク:効率的な開発のために機能やツールをまとめた枠組み
エンジニアの間では、略して「Rails」または「RoR」と呼ばれており、多くの開発現場で採用されている人気ツールの1つでもあります。
Ruby on Railsの開発者は、デンマークのプログラマであるデイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン(通称DHH)氏です。
そんなRuby on Railsには、次の特徴があります。
- MVCアーキテクチャを採用
- アプリをModel(データ)、View(表示)、Controller(制御)の3要素に分割する考え方で、これによりコードが整理され、管理や修正がしやすくなる。
- 迅速な開発が可能
- システム開発に必要な機能がそろっているため、コードの記述が少なくて済み、開発スピードが大幅にアップする。
- 汎用性が高い
- AIやデータサイエンス以外の、ほとんどの分野をカバーしており、複数の言語を併用するよりも、Ruby1つで効率的に開発を進められる。
Ruby on Railsを使うと、たとえ小規模なチームであっても、大規模なアプリをスピーディーに作れるようになります。
そのため、特に新しいアイデアを早く形にしたいスタートアップ企業や、スピード重視のプロジェクトで人気です。
Rubyの特徴とメリット
Rubyが多くの企業や開発者から選ばれるのは、たくさんの魅力的な特徴があるからです!
ここからは、そんなRubyならではの特徴とメリットを紹介します。
シンプルなコードでわかりやすい
Rubyの魅力の1つに、コードがシンプルでわかりやすいことが挙げられます。
実際、ほかの言語に比べて、Rubyのコードは短く書けることが多いです。
試しに、RubyとJavaで「画面上に「Rubyの特徴」という文字を表示する」コードを見比べてみましょう。
| Ruby | Java |
|---|---|
puts "Rubyの特徴" | System.out.println("Rubyの特徴"); |
このようにRubyのコードをシンプルに書ける理由の1つが、簡潔な文法です。
Rubyでは、ほかの言語で必要になる記述の一部を省略できるため、少ないコードで処理を実行できます。
また、Rubyはオブジェクト指向を採用していることも特徴の1つです。
オブジェクト指向とは、数値や文字列などのデータを「オブジェクト(モノ)」として扱い、それぞれのオブジェクトが持つ機能(メソッド)を利用して処理を組み立てていく考え方です。
たとえば、Rubyでは文字列に対してさまざまなメソッドを呼び出すことができ、処理をわかりやすく整理できます。
このようなシンプルな文法やオブジェクト指向などの特徴によって、Rubyでは読みやすく、簡潔なコードを書きやすくなっています。
柔軟性がある
Rubyはとても柔軟性が高い言語です。
- 自由なスタイルでコードを書ける
- プログラムの実行中に、言語自体のルールや機能を変更できる
- 「オブジェクト指向」「命令型」「関数型」といった、複数のプログラミングの考え方を組み合わせられる
これは、JavaやC言語のように、ルールが厳格に決められている言語にはない、Rubyならではの強みと言えるでしょう。
汎用性が高い
汎用性の高さも、Rubyの特徴の1つです。
- シンプルなコードで複雑なシステムを作れる
- Gem(ジェム)と呼ばれるパッケージ(フレームワークやライブラリ)が豊富
「Ruby on Railsがあるおかげで、Webアプリ開発に特化している」という印象が強いかもしれませんが、Ruby自体は幅広い分野の開発に使えます!
プログラムの変更やバグを特定しやすい
Rubyは、プログラムの変更点やバグ(エラー)の原因を特定しやすいという特徴があります。
その理由は、主に次の3つです。
1つ目が、コードがシンプルで読みやすいこと。
コードが読みやすいと、プログラムの変更点やバグの原因も見つけやすくなります。
2つ目が、Rubyがインタプリンタ型言語であること。
インタプリタ型言語とは、コードを1行ずつ機械が理解できる言葉に翻訳しながら実行する言語です。
プログラムに問題があっても、エラーが発生した行の手前までは動作をすぐに確認できるため、エラーの特定や修正が楽になります。
3つ目が、オブジェクト指向であること。
プログラムを「オブジェクト(モノ)」という単位で独立して扱えるため、プログラムにまとまりが生まれ、オブジェクトごとの影響範囲が明確になります。
もしバグが発生しても、修正すべき範囲を絞り込めるため、特定しやすくなります。
初心者でも習得しやすい
Rubyは、プログラミング初心者でも習得しやすい言語なのもメリットです。
- コードがシンプルで読み書きしやすい
- わかりやすい構文
- 日本語の教材やドキュメントが豊富
- コミュニティが活発(情報が豊富で、質問できる場所も多い)
このように、Rubyは学びやすい環境がとても整っています!
Rubyのデメリット
メリットの多いRubyですが、もちろんデメリットもあり、主に次の2つが挙げられます。
1つ目は、実行速度が遅いこと。
Rubyはコードを1行ずつ実行するインタプリンタ型言語のため、プログラムをすぐに動かせるのが魅力です。
その反面、事前にコード全体を翻訳しておくコンパイル型言語(Javaなど)と比べると、実行速度は遅くなりがちです。
2つ目は、プログラマーによって書き方に差が出やすいこと。
Rubyは記述の自由度が高く、初心者でも書きやすいです。
一方で、同じ処理でも書く人によってコードの形が異なるため、チーム開発では事前に書き方のルール(規約)を決めておかないと、情報共有が大変になってしまうこともあります。
RubyとPythonの違い
Rubyと共通点が多いプログラミング言語に、「Python(パイソン)」があります。
- シンプルなコードで学びやすい文法
- 汎用性が高く幅広い用途に使える
- フレームワークを活用することでWebアプリ開発ができる
- インタプリタ型言語なので、すぐに実行結果を確認できる
- オブジェクト指向言語で、複雑なシステムもわかりやすく設計・構築できる
- WindowsやMacなど、複数の環境(プラットフォーム)で作業できる
- コミュニティが活発で学習しやすい環境が整っている
- 開発実績も豊富で、将来性が期待できる
このように似ている点が多いため、RubyとPythonのどちらを勉強するか迷ってしまう初心者も少なくありません。
ただし、RubyとPythonでは得意分野が異なります!
| Ruby | Python |
|---|---|
| Webアプリ開発 (Ruby on Railsを活用) | 機械学習 AI(人工知能) データ分析Webアプリ開発(フレームワークを活用) |
RubyとPythonのどちらを習得するかは、「何を作りたいか」によって決めましょう。
Rubyでできること(主な用途)
Rubyは汎用性が高く、Ruby on Rails以外のフレームワークやライブラリも豊富。
開発現場でも応用が利くため、さまざまな場面で取り入れられていますよ。
ここでは、代表的なRubyの用途を紹介します!
Webアプリケーション開発
Rubyが最も得意とする分野は、Webアプリケーション開発です。
Ruby on Railsを使うことで、さまざまなWebアプリを効率良く作れます!
実際にRubyが使われた例は次の通りです。
- Airbnb:オンライン宿泊予約サービス
- クックパッド:レシピ投稿・検索サイト
- 食べログ:飲食店検索・口コミ投稿サイト
- Wantedly:ダイレクトリクルーティングサービス
- Gunosy:ニュースキュレーションアプリ
- Hulu:動画配信サービス(VOD)
- Shopify:クラウド型ECサイト構築システム
このようにRubyは多くの有名Webサービスで採用されています。
ECサイトやオウンドメディアの構築
Ruby on Railsを使えば、ECサイトやオウンドメディア(SNSやブログサイトなど)といった、複雑な機能を持つWebサイトも簡単に構築できます!
例えば、RubyとRuby on Railsを使うことで、次のような機能を実装することが可能です。
Rubyで実装できるECサイトの機能
| ユーザー機能 | ログイン、会員登録、購入履歴の管理 |
| 商品管理 | 商品の検索、在庫管理、カテゴリ分類 |
| 取引処理 | カートへの追加、注文、決済処理 |
Rubyで実装できるSNSやブログサイトの機能
| コンテンツ投稿 | ユーザーによる記事(投稿)の作成、編集、削除 |
| リアルタイム処理 | コメント投稿、いいね!機能、メッセージ交換 |
| ユーザー管理 | プロフィール設定、フォロー・フォロワー管理 |
そもそもRubyは、サーバーサイド処理と呼ばれる「裏方」の処理が得意なプログラミング言語です。
ECサイトやオウンドメディアに必須の複雑な機能を動かすには、Rubyが得意とする、データベースと連携したり、裏でデータを処理したりする作業が欠かせません。
API開発
サーバサイド処理が得意なRubyは、API開発も可能です。
Ruby on Railsを活用すれば、本格的なAPI開発を効率良く作れます。
API開発とは、異なるサービス同士がデータを連携するための「窓口」となるプログラムのこと。
APIを使うことで、作ったWebアプリを異なるプログラムから操作できるようになります。
つまり、APIを使えば開発者がイチからすべての機能を作らなくても、他のサービスが持つ便利な機能を借りることができるのです!
Webスクレイピング
Rubyはサーバサイド処理が得意であり、Webスクレイピングにも使われます。
また、「Nokogiri」や「Mechanize」といった、スクレイピング専用のGem(パッケージ)があるため、効率良く作業できます。
スクレイピングとは、Web上のデータを自動的に集めてくる(抽出する)処理のこと。
例えば、天候情報や最新ニュースなど、リアルタイムで変化する情報を取得したいときに便利です。
また、市場ニーズを把握するために、マーケティング戦略の1つとしてスクレイピングを取り入れている企業や個人も少なくありません。
Rubyの需要と将来性
Rubyは、今後も安定的な需要が期待できる言語です。
日本で生まれたプログラミング言語ということもあり、特に国内では根強い人気と安定した需要があります。
また、日本だけでなく海外でもRubyの採用例は多いです。
特にベンチャー企業やスタートアップ企業では、スピーディーに開発できるRubyやRuby on Railsが積極的に取り入れられています。
Webサービス開発と相性の良いRubyは、音楽、動画、電子書籍などの「デジタルコンテンツ」を扱う分野にも強いです。
スマホやタブレットの普及により、デジタルコンテンツの市場規模は現在も拡大中なので、結果としてRubyの将来性は高いと言えるでしょう。
Rubyの基本構文
ここからは、Rubyの基本構文について説明します。「実際にRubyのコードを書いてみたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
変数
変数とは、プログラムでデータを一時的に保存するための「箱」のようなものです。
Rubyでは、変数を使用する前に型や変数を宣言する必要はありません。
「変数名 = 値」というシンプルな形で値を代入することで、変数を使用できるようになります。
変数の代入例
message = "Rubyの基本構文"
実行結果
「Rubyの基本構文」と表示される。
上のコードは、「message」という変数に「Rubyの基本構文」という文字列を代入していることを意味します。
データ型
Rubyでよく使われる主要なデータ型は次の通りです。
| データ型 | 記述例 |
|---|---|
| 整数(Integer) | 1、100 |
| 浮動小数点数(Float) | 1.23、9.8 |
| 文字列(String) | "こんにちは"、'Hello' |
| 真偽値 | true、false |
| 配列(Array) | [1, 2, 3]、["apple", "banana"] |
| ハッシュ(Hash) | {name: "Alice", age: 30} |
出力
出力(アウトプット)とは、画面やコンソール(黒い画面)に文字を表示させたり、ファイルに書き出したりすることです。
初心者が学ぶべきRubyの基本的な出力方法として、次の3つのメソッドがあります。
| メソッド | 機能 | 改行 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
puts | データを表示する | する | ユーザー向けメッセージ、標準的な出力 |
print | データを表示する | しない | 改行せずに表示したい場合 |
p | オブジェクトをinspect形式で表示する | する | デバッグ(動作確認) |
とりあえずは、「ユーザー向けの結果表示にはputsメソッドを使う」と覚えておけばOKです。
3つのメソッドについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
putsメソッド
Rubyの出力方法でよく使われるのが、putsメソッドです。
ユーザーへのメッセージ表示や計算結果の出力など、通常のテキスト表示に使われます。
引数(表示したいデータ)を与えると、その内容を表示し、表示の最後に自動的に改行するのが特徴です。
puts "こんにちは"
puts "元気ですか?"実行結果
「こんにちは」「元気ですか?」と表示される。
printメソッド
printメソッドは、改行せずに情報を連続して表示したい場合などに使われます。
引数として与えられた内容を表示しますが、putsと違って、表示の最後に改行しません。
print "現在の気温は"
print 25
print "度です。"実行結果
「現在の気温は25度です。」と表示される。
pメソッド
pメソッドは、変数の中身やオブジェクトの状態を確認したいときに便利です。
デバッグ(プログラムの動作確認やエラー探し)などでよく使われます。
引数として与えられたオブジェクトをinspect形式で出力し、最後に改行するのが特徴です。
p "Hello"
p 100
p [1, 2, 3]実行結果
"Hello"
100
[1, 2, 3]
と表示される。
p "Hello"では、"Hello"のように文字列の引用符も含めて表示されます。一方、puts "Hello"では、Helloと表示されます。
条件分岐
条件分岐とは、特定の条件によって処理を分ける方法です。
条件分岐では、主にif文やelsifを使います。
if文
if文は、「もし〜だったら」という条件によって処理を変えたいときに使う構文です。
ifとendキーワードを使って記述します。
if 条件式
# 条件が「真(true)」だった場合の処理
else
# 条件が「偽(false)」だった場合の処理
end※#の後の記述はコメント(メモや説明書きなど)として扱われます。
Rubyでは、条件式がfalseまたはnilの場合は「偽」、それ以外の場合は「真」として扱われます。
age = 18
if age >= 18
puts "成人です。"
else
puts "未成年です。"
end実行結果
「成人です。」と表示される。
上のコードは、「年齢が18歳以上なら『成人です。』と表示し、そうでなければ『未成年です。』と表示する」処理です。
また、Rubyでは簡単な条件分岐を1行でシンプルに記述する「後置if文」という書き方もよく使われます。
| 通常のif文 | 後置if文 |
|---|---|
if age >= 18 | puts "成人です" if age >= 18 |
上の2つのコードは書き方が異なりますが、どちらも同じ意味です。
elsif文
条件が3つ以上ある場合や、複数の異なる条件を順番にチェックする場合は、elsifを使います。
if 条件式1
# 条件式1が「真(true)」だった場合の処理
elsif 条件式2
# 条件式1が「偽(false)」で、かつ条件式2が「真(true)」だった場合の処理
elsif 条件式3
# 条件式1・2が「偽(false)」で、かつ条件式3が「真(true)」だった場合の処理
else
# すべての条件式が「偽(false)」だった場合の処理
end続いて、elsif文の具体例です。
score = 75
if score >= 80
puts "合格です。"
elsif score >= 60
puts "もう少しで合格です。"
else
puts "不合格です。"
end実行結果
「もう少しで合格です。」と表示される。
上のコードは、「スコアが80以上なら『合格です。』、60以上なら『もう少しで合格です。』、60未満なら『不合格です。』と表示する」処理です。
繰り返し
繰り返し処理は、指定した条件や対象に応じて、同じ処理を繰り返し実行するものです。
Rubyには繰り返し処理を行う方法がいくつかありますが、ここでは初心者が最初に覚えておきたい主要な2つを紹介します。
eachメソッド
eachは、Rubyでよく使われる繰り返し処理の方法です。
eachは、配列やハッシュなどの要素を1つずつ取り出して、同じ処理を繰り返したいときに使います。
配列.each do |変数|
繰り返し処理
end「do...end」の代わりに{...}を使って短く書くこともできます。
続いて、eachメソッドの具体例を見てみましょう。
fruits = ["りんご", "ばなな", "みかん"]
fruits.each do |fruit|
puts "#{fruit}をカゴに入れました。"
end実行結果
「りんごをカゴに入れました。」
「ばななをカゴに入れました。」
「みかんをカゴに入れました。」
と表示される。
上のコードは、フルーツの配列から要素を1つずつ取り出し、それをfruitという変数に代入して、文章の中に埋め込んで表示する処理を繰り返しています。
while文
while文とは、特定の条件を満たしている間、処理を繰り返す構文です。
繰り返す回数が決まっていない場合や、条件が変わるまで処理を続けたい場合に適しています。
while 条件式
# 繰り返したい処理
end続いて、while文の具体例です。
count = 0
while count < 3
puts "#{count}回目の繰り返しです。"
count = count + 1 # 繰り返すごとにcountを1増やす
end実行結果
「0回目の繰り返しです。」
「1回目の繰り返しです。」
「2回目の繰り返しです。」
と表示される。
上のコードは、「0から始めて、3になる直前まで、1つずつ数えながらメッセージを表示する」処理です。
while count < 3は、「countの値が3より小さい間は、繰り返しの処理を続ける」という条件を設定しています。
値が3以上になると条件を満たさなくなるため、ループを抜けて処理が終了します。
メソッド
メソッドとは、プログラムの中で特定の処理をひとまとめにして名前を付けたものです。
必要なときに呼び出して実行できるため、同じ処理のコードを何度も書く手間を省けます。
これにより、コードが見やすくなり、後から修正しやすくなるメリットもあります。
メソッドを定義するときは、「def」と「end」キーワードを使います。
def メソッド名
# 実行する処理
end続いて、メソッドの具体例です。
def say_hello
puts "こんにちは!"
end上のコードでは、「say_hello」という名前のメソッドを定義しています。
ただし、このコードだけではメソッドを定義しただけなので、画面には何も表示されません。
この後で「say_hello」とメソッド名を書いて呼び出すことで、初めて「こんにちは!」と表示されます。
Rubyの学習方法
Rubyの学習方法には、「参考書や学習サイトを使った独学」か「プログラミングスクールに通って学ぶ」方法があります。
それぞれのメリットとデメリットを確認してみましょう。
| 学習方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 独学(参考書や学習サイト) | 参考書は1冊で幅広い知識をカバーしている 学習サイトには動画タイプの教材もある スキマ時間に自分のペースで学習できる | 参考書ごとに費用がかかる 無料サイトでは学びに限界がある 初期段階で挫折しやすい |
| プログラミングスクールで学ぶ | カリキュラムが体系的 プロの講師に疑問点や不明点をすぐに質問できる 挫折しにくい | 費用がかかる 学習にまとまった時間が必要 対人コミュニケーションが必要 |
それぞれの特徴を比べ、自分に合った方法で学習しましょう。
まとめ
Rubyは強力なフレームワークであるRuby on Railsが使えることもあり、特にWebアプリ開発でよく使われます。
シンプルでわかりやすいコードと、Ruby on Railsによる圧倒的な開発スピードを両立しているため、今後も日本国内だけでなく世界中で、安定した需要が期待できるでしょう。
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