SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略で、Googleなどの検索エンジンでユーザーがキーワードを検索したときに、自社のサイトを検索結果の上位に表示させるための取り組みです。
そんなSEOの中でも、Webサイトの土台を作るために重要なのが「SEO内部対策」!
「SEO内部対策って聞いたことあるけど、具体的に何をするの?」
「外部対策とは何が違うの?」
「まずはどこから手を付ければいい?」
そんな疑問を解消するため、今回はSEO内部対策について、初心者にも分かりやすく解説します!
SEO内部対策リストも紹介するので、自社のサイトでチャレンジしたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
SEO内部対策とは
SEO内部対策とは、Webサイトの内部構造やコンテンツ(Webページ)を整えて、検索エンジンが正しくサイトの内容を理解・評価できるようにする施策のことです。
内部対策は、他のSEO(外部対策など)で効果を出すための「土台」であり、すべての基盤となる重要なプロセスでもあります。
自社のサイトが検索上位に表示されれば、アクセス数が増え、商品の購入や問い合わせといった「最終的な成果(コンバージョン:CV)」につながる効果が期待できるでしょう!
検索エンジンが表示順位を決める流れ
そもそも、検索エンジンが検索結果の順位を決めるまでの大まかな流れは、以下の3ステップに分けられます。
- クロール(Webサイトの巡回)
- 「クローラー」と呼ばれる検索エンジンのロボットが、世界中のリンクをたどってWebページを移動し、サイトの情報を集める
- インデックス(データベースへの登録)
- クローラーが持ち帰った情報を検索エンジンが分析し、「ユーザーの役に立つページ」だと判断されると、巨大なデータベースに登録(インデックス)される
- ランキング(順位の決定)
- 登録された情報を「検索アルゴリズム(順位決定のルール)」と照らし合わせ、検索されたキーワードと関連性が高く、質の高いWebサイトから順に並べる
ちなみに、現在日本における検索エンジンのシェアは、Googleが大半を占めています。
そして、Yahoo!もGoogleの仕組みをベースにしているため、日本でSEOを行う場合は「SEO≒Google向けの最適化」と考えておけば問題ありませんよ!
SEO内部対策の2つの要素
SEO内部対策は、大きく「テクニカルSEO」と「コンテンツSEO」の2つに分けられます。
| 内部対策の種類 | テクニカルSEO | コンテンツSEO |
|---|---|---|
| 概要 | 検索エンジンがサイト内をスムーズに巡回し、ページ内容を正しく理解・評価できるよう、Webサイト内部の技術的な改善をする対策 | 検索ユーザーの悩みや疑問を解決する、有益なWebページを継続的に発信し、検索からのアクセスを増やす対策 |
| 具体例 | ページの表示スピードの改善 スマホへの最適化 内部リンクやサイト階層の整理 | ユーザーの検索意図にマッチした高品質なページ制作 図解や箇条書きを使った、読みやすい画面作り 既存ページの定期的な更新(リライト) |
| 実施のハードル | 専門知識がないとやや難しい内容もある (外注の検討もおすすめ!) | 専門知識がなくても取り組みやすい |
Googleは年に数回、検索アルゴリズム(順位を決めるルール)を大きく見直す「コアアップデート」を実施しており、Webサイトを評価する技術は日々進化しています。
特にコンテンツSEOは、ユーザーの検索ニーズや検索アルゴリズムの変動による影響を受けやすいです。
そのため、市場のトレンドに合わせた定期的なコンテンツの見直し(リライト)が欠かせません!
一方、テクニカルSEOは技術的なルールに従って行うため、コンテンツSEOに比べると順位が急変動するリスクは低い傾向にあります。
とはいえ、検索エンジンの仕様変更に合わせて定期的なメンテナンスは必要なので、どちらの対策もバランスよく進めていくのがおすすめです!
SEO内部対策の重要性
SEOにおいて内部対策が重要な理由は、検索エンジンに正しく評価してもらうための「土台」に乗る必要があるからです!
上で説明した通り、Webページが検索結果に表示されるためには、検索エンジンにページを発見(巡回)してもらい、インデックス(登録)される必要があります。
検索エンジンのクローラーは、世界中の無数にあるWebページを巡回しています。
その中で、自社のWebサイトをスムーズに見つけてもらうために、内部対策を行って「クローラビリティ(クローラーの巡回しやすさ)」を最適化してあげる必要があるのです!
つまり、SEO内部対策が不十分だと、検索エンジンがサイトの存在に気づけなかったり、その内容を正しく読み取ったりすることができません。
その結果、どんなに良いコンテンツ(ページ)を作っても、適切な評価が受けられない状態になってしまうのです。
WebマーケティングにおいてSEOの重要性が下がることは考えにくいため、サイトの基盤となる内部対策は優先して行うべき施策と言えるでしょう。
AI検索(AI Overviews)への対応にも必須!
近年の検索エンジンは、AIが検索結果のトップで回答をまとめてくれる「AI Overviews(AIによる概要)」が主流になっています。
AI検索の回答に自社のWebサイトが「情報源(参照元)」として引用されれば、新しい集客のチャンスにつながるでしょう。
AIにサイトの内容を正確に理解してもらうためにも、内部対策は欠かせないプロセスなのです!
内部対策と外部対策の違い
SEOは大きく、「内部対策」と「外部対策」の2つに分けられます。
| 比較項目 | 内部対策 | 外部対策 |
|---|---|---|
| 対策の場所 | 自社のWebサイト内 | 外部のWebサイトやWeb全体 |
| 主な内容 | サイト構造の最適化、高品質なページ制作など | 外部サイトからの被リンク獲得、口コミ(言及)の拡散など |
| コントロール | 自社でコントロールできる | 第三者が決めることなのでコントロールが難しい |
外部対策とは違い、内部対策のほとんどは自社の努力次第でいくらでも改善・コントロールが可能です!
だからこそ、まずは自分たちで確実に成果を出せる「内部対策」を徹底して、検索エンジンに評価される土台を整えることが、SEOの最優先事項とされています。
外部対策とは?
外部対策とは、他のサイトからのリンク(被リンク)や、Web上での口コミ(自社名やブランド名の言及=サイテーション)を獲得し、サイトの外側から評価を集める対策のことです。
検索エンジンは、「第三者からたくさん紹介されているページ=ユーザーの役に立つ有益なコンテンツ」と判断するので、検索順位が上がる可能性が高まります。
ただし、リンクの数が多ければいいわけではありません!
低品質なサイトからの大量のリンクは評価されず、かえって検索順位が下がるリスクもあります。
現代のSEOでは、リンクの数だけでなく「どんなサイトから紹介されているか(リンクの質)」がとても重要になるのです!
SEO内部対策の3つの目的
SEO内部対策の目的は、大きく分けて以下の3つです。
- 検索エンジンの巡回を促す
- Webページを検索結果に表示させるため、クローラーにサイトを早く見つけてもらう
- 検索エンジンに内容を正しく伝える
- ページのテーマや中身を正しく理解・評価してもらうために、サイト内部のタグや構造を検索エンジンが読み取りやすい形に整理する
- ユーザーの快適さを向上させる
- 訪問したユーザーがストレスなく快適に情報を探せるサイト設計にする
検索エンジンがWebサイトを巡回し、情報をスムーズに収集できる状態を「クローラビリティが良い」と言います。
内部対策の目的は、このクローラビリティを高めて検索エンジンに評価してもらうこと。
そして、「ユーザーにとっても使いやすいサイト」にすることです!
検索エンジンとユーザーの両方にとって理解しやすいWebサイトを目指すことが、結果として「有益なコンテンツ」という高い評価につながり、検索上位に表示される可能性を高めます。
SEO内部対策の施策リスト15選
優先して行いたい内部対策をリストにまとめました!自社のサイトと照らし合わせながら確認してみてくださいね。
| ジャンル | 対策項目 |
|---|---|
| 検索エンジンの巡回を促す | XMLサイトマップの設置と送信 内部リンクの最適化 パンくずリストの設置 SSLの適用(HTTPS化) robots.txtの適切な設定 |
| 検索エンジンに内容を正しく伝える | 構造化データのマークアップ ページタイトルの最適化 メタディスクリプションの設定 見出しタグの設置 画像へのalt属性(altタグ)の設定 URLの正規化 |
| ユーザーの快適さ・信頼性を向上させる | スマホへの最適化(モバイル最適化) ページ表示速度の改善 文字サイズやフォントの最適化 E-E-A-Tを意識したコンテンツ作成 |
それでは、これらの対策を1つずつ見ていきましょう。
XMLサイトマップの設置と送信
XMLサイトマップとは、Webサイト内の構造やコンテンツを検索エンジンに「早く」「的確に」理解してもらうための、案内図のようなファイルです。
検索エンジンのクローラーがサイト内のすべてのページを自力で見つけるには、時間がかかります。
そこで、サイトの構造を1つのファイルにまとめたXMLサイトマップを用意しておくことで、クローラーがスムーズに巡回できるようになるわけです!
新しいページや更新されたページを、迅速に検索エンジンにインデックスしてもらうためにも重要な施策と言えるでしょう。
特に、以下に該当するサイトは、XMLサイトマップの効果が大きく期待できますよ。
- ページ数が非常に多い(目安として5,000ページ以上)
- サイト内のリンク構造が複雑で、うまくつながっていない
- 外部からの被リンクが少ない
- 多くの画像や動画を掲載している
XMLサイトマップは「Google Search Console」から送信!
XMLサイトマップを作成・設置したら、必ず「Google Search Console」からサイトマップのURLを送信しましょう。
Google Search Consoleとは、Google検索結果での自社サイトの表示順位や表示回数を分析できるGoogleの無料ツールです。
ここにURLを送信することで、新着ページの情報や、大幅なサイトリニューアル後の最新情報を、検索エンジンへ一括してスムーズに読み込ませることができますよ!
内部リンクの最適化
内部リンクとは、Webサイト内で自社のページ同士をつなげるリンクのこと。
他のWebサイトへ移動するリンクではなく、あくまで自社のサイト内でつながっているリンクを指します。
内部リンクを適切に設置するとクローラーが巡回しやすくなり、新しいコンテンツの登録を早めるメリットが得られるでしょう。
内部リンクの種類は主に以下の2つがあります。
- 関連リンク
- 記事の本文中に設置し、そのページと関連性の高い別のページへ案内するリンク
- サイトナビゲーション
- ページの上部(ヘッダー)や下部(フッター)、スマホのメニュー画面に設置し、サイト全体の主要なページへ移動できるリンク
なお、この後紹介する「パンくずリスト」も内部リンクの1種です。
内部リンクを設置するときのポイント
- 孤立したページを作らない
- すべてのページが、必ずどこかのページからリンクでつながっている状態にする
- 重要なページにリンクを集約する
- TOPページやカテゴリページに対して、各記事から自然な形でリンクを集める
- 分かりやすいリンク名(アンカーテキスト)にする
- 「ここをクリック」やURLの直貼りではなく、移動先に何が書かれているのかが具体的にわかるキーワードを含めたテキストにする
パンくずリストの設置
パンくずリストとは、先ほど紹介した内部リンクの1種であり、ユーザーに対して「今読んでいるページがサイト内のどの位置にあるのか」を視覚的に伝えるリンクのこと。
Webサイトの上部に設置され、「>」や「/」などの記号を使って、「TOPページ > ファッション > トップス > Tシャツ」といったように段階的に表示されるのが一般的です。
パンくずリストが適切に設置されていれば、ユーザーは「自分がサイトのどこにいるのか」を迷わずに把握でき、検索エンジンのクローラーもサイト全体の構造を正しく理解して効率よく巡回することが可能です。
さらに、AI検索エンジンにとっても、サイトの情報を正確に読み取るための大きな助けになります。
パンくずリストを設置する際のポイント
- 基本的にはすべてのページに設置する
- 階層はシンプルにまとめ、深くしすぎないようにする
- 関連するカテゴリごとに正しく階層を区分する
なお、設定する際は裏側の仕組みとして、この後紹介する「構造化データ」を使って正しくマークアップ(記述)することが大切ですよ!
SSLの適用(HTTPS化)
HTTPSとは「Hypertext Transfer Protocol Secure」の略で、Webサイトとユーザー間のデータ通信を暗号化する技術です。
サイトをHTTPS化することで、お問合せフォームに入力された個人情報などを、第三者による悪質な「盗聴」や「データの改ざん」から守ることができます!
万が一データを盗み見られても、暗号化されているため中身を解読することはできません。
HTTPS化は、基本的なセキュリティ対策であり、サイトの信頼性や安全性を証明する要素として、SEOでも必須の評価項目となっています。
ちなみに、「SSL化」と「HTTPS化」は基本的に同じような意味です。
厳密には、技術的な仕組みとしては「SSL」は使われておらず、現在は「TLS」という技術が「暗号化するための仕組み」として使われています。
しかし、現在もレンタルサーバーの管理画面や一般的なビジネスの場では「SSL」という名称がそのまま使われ続けているため、実務では「SSL=今の安全な暗号化の仕組み」と考えておけば問題ありませんよ!
そして、HTTPSはその結果として「通信が安全になった状態のURL」を指します。
SSLの適用(HTTPS化)されたページの特徴
- URLが「http」ではなく「https」から始まる
- 暗号化されていないページに表示される「保護されていない通信」というブラウザの警告が出なくなる
なお、SSL化は一部のページだけでなく、Webサイト内のすべてのページを対象に実施すること(常時SSL化)が求められます。
最近のレンタルサーバーであれば、基本機能として無料で簡単に設定できるケースがほとんどです。
まだ対応が済んでいない場合は、社内のシステム担当者に確認するか、サーバーのマニュアルを見ながら最優先で進めましょう!
robots.txtの適切な設定
robots.txtとは、検索エンジンのクローラーに対して「このページは巡回しないで」と伝えるためのファイルです。
Webサイトの中には、広告用のランディングページ(LP)や、システム上の重複ページなど、検索エンジンに巡回してもらう必要のないページが存在します。
そうしたページへの巡回をブロックすることで、評価してほしい重要なページにクローラーを優先して集中させることができ、サイト全体の巡回効率を上げることができるのです!
さらに、robots.txtはGoogleだけでなく、ChatGPTなどの生成AIに対して「自社のサイトデータを学習に使わないで」と伝える役割としても重視されています。
初心者が間違いやすい注意点!
robots.txtは、あくまでクローラーの巡回を拒否するものであり、検索結果からページを消す「インデックス拒否」の効果はありません!
もし、「低品質なページや重複ページを検索結果に出したくない」という場合は、robots.txtではなく、ページそのものに「noindexタグ」を設定する必要があります。
robots.txtでアクセスを禁止してしまうと、検索エンジンがページ内の「noindexタグ」を読み取れなくなり、逆に検索結果に残り続けてしまう原因になるので注意しましょう!
構造化データのマークアップ
構造化データのマークアップとは、Webページの中身が「何を意味しているのか」を、検索エンジンに正確に伝えるための専用のタグのことです。
例えば、検索エンジンは文字だけを見ても、それが人の名前なのか、会社名なのか、地名なのかを区別できません。
そこに構造化データのマークアップを行うことで、「これは『会社名』です」と検索エンジンやAIに正しく理解させることができるようになります。
構造化データの書き方の種類
構造化データの書き方には、「JSON-LD」「Microdata」「RDFa Lite」の3つがあります。
GoogleはHTMLコードのどこに記述しても正しく動作し、サイトの管理がしやすい「JSON-LD」を公式に推奨しています。
基本的にはこのJSON-LDを選べば間違いありませんが、自社のサイト環境(CMSの種類など)に合わせて最適な方法を選びましょう!
構造化データを実装するメリット
構造化データのマークアップ自体は、検索順位を直接引き上げるものではありません。
しかし、SEOにおいて以下のようなメリットが得られます。
- リッチリザルトとして検索結果に目立って表示される
- 検索結果の画面に、商品の「価格」「レビューの星評価」や、イベントの「開催日」などが視覚的に目立つ形で表示されるようになり、クリック率の向上が期待できる
- AI検索(AI Overviews)の引用元として選ばれやすくなる
- 構造化データを使って「誰が書いた、どんな情報なのか」を正しく伝えておくことで、AIに信頼され、回答の参照元として選ばれる確率がグッと高まる
実装するときの注意点
構造化データのマークアップを行う際は、Googleのガイドラインに違反しないよう以下の点に注意してください。
- 検索エンジンを騙すような不適切な情報(スパム的な内容)を記述しないこと
- 実際のページ内に書かれているテキストと、裏側の構造化データで異なる情報を提供しないこと
- ページの内容を更新した場合は、裏側の構造化データの記述も忘れずに合わせて更新すること
構造化データのマークアップは、HTMLなどのコード知識が必要な少し複雑な作業です。
記述を間違えるとエラーの原因になるため、自社のエンジニアやWeb制作会社に依頼しましょう。
ページタイトルの最適化
ページタイトル(titleタグ)とは、検索結果の画面やブラウザのタブに表示される、そのWebページの「題名」のことです。
よく、サイト内の大見出しである「h1タグ」と同じものと混同されがちですが、SEOの役割としては明確に異なります。
- titleタグ:検索結果画面に表示され、ユーザーにクリックを促すもの
- h1:実際にサイトに訪れたユーザーに対して、ページ内部の題名として表示されるもの
この2つはどちらも欠かせない要素です。
たまに「h1タグを設定せずに、いきなりh2タグから文章を始めてしまう」サイトがありますが、検索エンジンやAIにページの文章構造を正しく理解してもらうためにも、まずはh1タグから順番にきれいに配置していくのが鉄則ですよ!
ページタイトルを設定するときのポイント
タイトルは、ユーザーがそのページを読むかどうかを決める最大の判断材料になります。
以下のポイントを意識して、クリックしたくなるタイトルを考えてみましょう!
- 全角30〜32文字程度を目安に、簡潔にまとめる
- 狙いたい対策キーワードを、不自然にならない範囲で必ず含める
- キーワードや重要な情報は、できるだけ左側(前半)に寄せる
- ユーザーの悩みや問題が「この記事で解決する」とわかる数字や言葉を入れる
- ページごとに必ず違う、ユニークなタイトルをつける
Googleによる「タイトルの書き換え」に注意!
Googleは「設定されたタイトルが分かりにくい」と判断した場合、検索結果上のタイトルを勝手に書き換えて表示する仕組みを導入しています。
特に、「裏側のtitleタグ」と「サイト内のh1タグ」の文言があまりにもかけ離れていると、書き換えの対象になりやすいでしょう。
もし検索結果で意図しないタイトルに変えられてしまった場合は、もう一度ページの中身(h1タグの文章など)を見直し、より関連性が高く分かりやすいタイトルにリライトしてみるのがおすすめですよ!
メタディスクリプションの設定
メタディスクリプション(meta description)とは、検索結果に表示されるタイトル下に表示される、そのWebページの「要約文」のことです。
小さい文字で表示されるので見落とされがちですが、ユーザーにとっては「この記事に自分が知りたいことが書かれているか」を判断する大切な材料になります。
魅力的なメタディスクリプションを書くことで、クリック率を高める効果が期待できますよ!
メタディスクリプションを設定するときのポイント
検索ユーザーに自社サイトを選んでもらうためにも、以下のポイントを意識してまとめてみましょう!
- 重要なキーワードや一番伝えたい内容は、最初の「70文字以内」に凝縮する
- この記事を読むことで得られる「具体的なメリット(解決策)」を伝える
- サイトに呼び込みたいターゲットに向けた言葉を選ぶ
- 実際のページ内容と一致させ、嘘や大げさな表現は使わない
ちなみに、メタディスクリプションを設定しなかった場合、Googleがページ内の文章から自動的に切り貼りして表示してくれます。
「じゃあ、わざわざ自分で書く必要なくない?」と思うかもしれませんが、Googleが自動生成する文章は不自然になってしまうことがあるのです。
ユーザーに「この記事は面白そう!」「信頼できそう!」と思ってもらうためにも、ぜひ自分の言葉で魅力的なメタディスクリプションを設定してみてくださいね!
見出しタグの設置
見出しタグ(hタグ)とは、検索エンジンやユーザーに対して「この記事はどんな構成(目次)になっているのか」を伝えるための目印です。
見出しタグには「h1」から「h6」までの6種類があり、以下のように役割を分けて使います。
- h1:ページ内の大見出し
- h2:本でいう「章」にあたる中見出し
- h3:本でいう「節」にあたる小見出し
- h4〜h6:h3をさらに細分化したいときに補足的に使う小見出し
見出しタグを使って本の目次のように階層構造をきれいに整理しておくことで、検索エンジン(AI)にもユーザーにも、ページの中身が正しく正確に伝わりやすくなりますよ。
見出しを設定するときのポイント
検索エンジンとユーザーの両方にとって読みやすい文章構造にするために、以下のポイントを意識してみましょう!
- h1タグは「1ページに1つ」が基本
- 構造をシンプルにして検索エンジンに正しくテーマを伝えるため、本文は「h2」から書き始める
- 数字の順番を飛ばさずに、若い順から使用する
- 「h2」の直後に「h4」を置くのはNG
- 「h2➔h3➔h4」と階段を降りるように順番に使う
- 見出しに狙いたいキーワードや関連語を自然に盛り込む
- サイトのテーマ性を強調するのに役立つ
- ユーザーの読みやすさを最優先に、あくまで自然な形で盛り込む
- 階層構造は深くしすぎず、基本は「h4」までにとどめる
- 話が細かくなりすぎると、ユーザーが内容を理解しづらくなってしまう
- 一目で中身がわかる、キャッチーで分かりやすい表現にする
- ユーザーの興味を惹くことができ、ページの滞在時間を延ばす効果も期待できる
画像へのalt属性(altタグ)の設定
alt属性とは、ページ内に挿入する画像の内容を説明するための「代替テキスト」のことです。
一般的には「altタグ」と呼ばれますが、正確には「imgタグ」という画像コードの中に書き込む設定情報(属性)を指します。
データの通信環境が悪くて画像がうまく表示されなかったときや、視覚障害者向けの「音声読み上げ機能」を使うときに、画像の代わりにこのテキストが読み上げられます。
検索エンジン(AI)は画像を認識する技術が進化していますが、このalt属性を適切に設定しておくことで、AIの自動認識のズレを防ぎ、「ここにどんな画像があるか」を正確に伝えることが可能です!
その結果、ページのテーマとの関連性が強まり、検索エンジンから適切な評価を得やすくなります。
alt属性を設定するときのポイント
検索エンジンとユーザーの両方にとって優しい画像設定にするために、以下のポイントを意識してみましょう!
- 画像の内容をパッとイメージできる、適切な説明文にする
- 狙いたいキーワードを不自然にならない範囲で自然に含める
- 画像のファイル名も、一目で中身がわかる英語名にする
- 背景の模様や区切り線など、意味を持たない装飾的な画像の場合は「空のalt(alt=””)」にする
- 画像の横幅と高さ(width・height属性)もセットで必ず記述する
URLの正規化
URLの正規化とは、内容が同じまたは酷似している複数のページが存在するときに、検索エンジンから評価されたい「メインとなる1つのURL」へと評価を集約させる対策のことです。
検索エンジンは、人間が読めば「同じ内容のページ」だと分かるものでも、URLの表記が少しでも違うと「全く別のページ」だと判断してしまいます。
その結果、ページの評価が分散してしまい、自社のページ同士で順位を落とし合う「カニバリゼーション(検索結果の食い合い)」を起こす原因になってしまうのです。
正規化が必要なURLの具体例
検索エンジンに正しくサイトを評価してもらうために、以下のような「URLの記述違い」がないかを確認し、URLを正規化させましょう!
- 「www(サブドメイン)」のあり・なし
- 末尾の「index.html」のあり・なし
- 先頭の「http」と「https」
- URLの末尾にある「/(スラッシュ)」のあり・なし
- URLの末尾につく「パラメータ(?from=snsなど)」のあり・なし
特にECサイトでは、商品のサイズやカラー違いによって、内容がほぼ同じなのにURLが複数生成されてしまうケースが多いため、この正規化が必須になります。
URLを正規化する2つの方法と大まかな手順
URLを統一する方法には、サイトの状況に合わせて以下の2つの手段を使い分けます。
- 301リダイレクト:正規ページ以外を廃止する場合
- 古いURLから新しいURLへ自動的に画面を転送させ、これまでの検索エンジンの評価もそのまま引き継ぐ設定
サイトの移転や、URLの記述を完全に一本化したい場合に使用する
- 古いURLから新しいURLへ自動的に画面を転送させ、これまでの検索エンジンの評価もそのまま引き継ぐ設定
- canonicalタグ:正規ページ以外も残したい場合
- 画面の転送はせず、URLもそのまま残すが、検索エンジンに対してのみ「このページの評価は、メインであるあっちのURLにまとめて」と裏側のコードで伝える設定
URLを正規化する流れは以下の通りです。
- 重複しているページを発見する
- Google Search Consoleの「ページ」レポートを確認し、「重複しています」というエラーが出ているURLがないかチェックする
- メインとなる正規ページ(URL)を決定する
- すでに検索結果で上位に表示されているページなど、最優先したいURLを1つ決める
- 「301リダイレクト」または「canonicalタグ」を実装する
URLの正規化は、記述や設定を間違えると、検索結果から重要なページが丸ごと消えてしまうなどの大きなトラブルにつながります。
そのため、自社のエンジニアやWeb制作会社に依頼して慎重に進めるのが安心ですよ。
スマホへの最適化(モバイル最適化)
スマホへの最適化(モバイル最適化)とは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でWebサイトを閲覧したときに、文字の読みやすさやボタンの押しやすさ、ページの表示速度などが快適に最適化されている状態のこと。
現在Googleは、すべてのWebサイトを「スマホで見たときの状態」を基準にして検索順位を評価しており、この仕組みを「モバイルファーストインデックス(MFI)」と言います。
つまり、パソコン画面だけでなく、スマホでの見やすさや使いやすさを徹底的に意識してサイトを作ることが、上位表示を狙うための大前提になるのです。
スマホ最適化に必須の「レスポンシブ対応」とは?
スマホ最適化を進める上で、Googleが公式に最も推奨している手法が「レスポンシブ対応(レスポンシブWebデザイン)」です。
レスポンシブ対応とは、スマホ・タブレット・パソコンなど、異なる画面サイズを持つデバイスに合わせて、Webサイトのレイアウトやデザインを自動的に最適化して表示させる技術のこと。
パソコン用とスマホ用で別々のページを作る必要がなくなるため、サイトの制作や更新の工数を大幅に削減できるだけでなく、検索エンジンのクローラーがサイトを巡回しやすくなるメリットもあります。
ただし、スマホ最適化を成功させるためには、レスポンシブ対応だけでは不十分です!
実際にスマホで自社サイトを開き、以下のポイントをチェックしてみましょう。
- 文字のサイズが小さすぎて、画面を拡大しないと読めない状態になっていないか
- リンクやボタン同士が近すぎて、指でタップしたときに押し間違えてしまわないか
- スマホの画面からはみ出してしまい、横スクロールしないと見られない画像や表がないか
自社のサイトが正しくスマホ最適化できているかは、Google Search Consoleの「体験」レポートからいつでも確認できますよ!
ページ表示速度の改善
ページが表示されるスピードが速いと、ユーザーのストレスが減るだけでなく、検索エンジンからも「使いやすい有益なサイト」として評価されやすくなります。
ページの読み込み速度が遅いと、ユーザーは途中で読むのをやめてサイトから離れてしまう原因に!
実際、ページの読み込みに3秒以上かかると、ユーザーの約40%が離脱し、コンバージョンにも悪影響を及ぼすと言われています。
特にスマートフォン環境は通信速度の影響を受けやすいため、モバイルでの速度チェックは欠かせません。
まずはGoogleが提供している無料の表示速度測定ツール「PageSpeed Insights」を使って、自社サイトの速度を測ってみましょう!
改善すべき具体的なポイントも教えてくれますよ。
ページ表示速度を上げるためのポイント
ページ表示速度を上げるコツは以下の通りです。
- 画像の容量は1枚あたり「100〜200KB以下」を目安に軽くする
- 「WebP」や「AVIF」といった、高画質のまま容量を大幅に軽量化できる最新の画像形式を使うのがおすすめ
- 「キャッシュ」を適切に設定する
- 一度サイトを訪れたユーザーのブラウザにデータを一時保存させ、2回目以降の表示速度を劇的にスピードアップさせる仕組み
- 不要なHTMLコードや、使っていないプログラム(スクリプト)を削除する
- 処理能力が高く、安定した高性能な「サーバー」を選ぶ
ちなみに、最近の検索エンジンはページの読み込みスピードだけでなく、「ユーザーがボタンやメニューをタップしたときに、どれだけズレなく素早く反応するか」も厳しくチェックしています。
そういった、操作したときの快適さも評価の対象になっていることを覚えておきましょう。
文字サイズやフォントの最適化
ユーザーがストレスなく読める文字サイズに整えることは、サイトの使いやすさを高め、検索エンジンから高い評価を得るためにとても大切な要素です。
Webサイトのデザイン性を重視するあまり、文字のサイズを小さくしすぎて、ユーザーが画面を拡大しないと読めないケースが多いので注意しましょう。
Googleが推奨する文字サイズとフォントの目安
SEO(特にスマホ表示)において、失敗しないための文字設定の基準は以下の通りです。
- 本文の文字サイズは「16ピクセル前後」が基本
- デザイン上小さくする場合でも、14〜15ピクセルを下回らないように設計する
- 文字の「行間」や「太さ(ウェイト)」にも余裕を持たせる
- 文字サイズを大きくしても読みにくさが改善しない場合は、文字と文字の間隔=行間が狭い可能性がある
スマホの画面でも認識しやすい、ゴシック体のようなハッキリとしたフォントを選ぶ
- 文字サイズを大きくしても読みにくさが改善しない場合は、文字と文字の間隔=行間が狭い可能性がある
すべての文章が快適に読めるかどうか、PCとスマホの両方でチェックしてみてくださいね。
E-E-A-Tを意識したコンテンツ作成
E-E-A-Tとは、GoogleがWebページの品質を評価する際にとっても重視している「4つの評価基準」の頭文字をとった言葉です。
E-E-A-Tを構成する4つの要素は以下の通り。
- Experience(経験・体験談)
- 実際に商品を使った感想や、その場所へ行ったリアルなレポートなど、執筆者自身の「実体験(一次情報)」が盛り込まれているか
- Expertise(専門性)
- 特定の分野に特化した深い知識や、専門の資格・実績を持った人が作成した内容であるか
- Authoritativeness(権威性)
- そのテーマにおいて、周囲や社会からどれだけ認められているか(他の有名なサイトから「参考になる」と紹介されているかなど)
- Trustworthiness(信頼性)
- 正しいデータ(公的機関の統計など)に基づいているか、サイトの運営者情報や連絡先がはっきりと明記されていて安全か
「YMYL」に対しては特に厳格!
E-E-A-Tはすべての記事で大切ですが、人生や金銭に関わる「YMYL(Your Money or Your Life)」と呼ばれる領域では、このE-E-A-Tが厳格にチェックされます。
YMYLに該当する主な分野は以下の通りです。
- 医療・健康:病気の治療法、薬、サプリメントなど
- お金・金融:投資、税金、ローン、クレジットカードなど
- 法律・政治:法律の知識、選挙、政府の公式情報など
- その他:就職や住宅の購入など、人生の大きな決断に関わること
もし自社のビジネスがこれらの分野に少しでも関わる場合は、専門家の監修をつけたり、正しいデータの引用元を明記したりして、徹底的にE-E-A-T(特に信頼性)を高める工夫をしましょう!
やってはいけない内部対策
SEO内部対策の中には、良かれと思って設定したことが、逆に検索エンジンからの評価を大きく下げてしまう「やってはいけないNG対策」も存在します。
それが、Googleの公式ルールである「スパムポリシー」に違反する設定や、サイトの文章構造を無視した間違ったコーディングです。
ポリシーに違反すると、検索順位が極端に落とされたり、最悪の場合はGoogleの検索結果から自社のWebサイトが完全に消去されたりする「ペナルティ」を受ける恐れがあります。
NGな内部対策の例
ペナルティを受けないためにも、以下のポイントを必ずチェックしておきましょう。
- 隠しテキスト・隠しリンクの設置
- ユーザーには見えないように背景色と全く同じ色の文字でキーワードを配置したり、極小の文字サイズでテキストを隠したりして、検索エンジンだけに読み込ませようとする行為
- タグやメタデータへのキーワードの過剰な詰め込み
- 検索順位を上げたいがために、ページタイトルやメタディスクリプション、画像のalt属性の中に、対策キーワードを不自然に何十個も連呼して詰め込む行為
- クローキング設定
- サイトの裏側のプログラムを悪用し、検索エンジンのクローラーにはキーワードを詰め込んだSEO用の特殊な画面を読み込ませ、実際に訪れたユーザーには全く別の(例えば広告だらけの)画面を表示させるような行為
もし自社のサイトで、過去の古いSEOの知識のまま「知らずに設定してしまっていた!」という項目が1つでもあれば、急いで正しい形へと修正(リライト)しましょう!
まとめ
SEOにおける内部対策は、自社のWebサイトを検索エンジンに正確に理解・評価してもらうために欠かせない施策です。
そんな内部対策の目的は以下の3つ。
- 検索エンジンの巡回を促す
- 検索エンジンに内容を正しく伝える
- ユーザーの快適さを向上させる
第三者の評価に左右されてコントロールが難しい「外部対策」とは違い、内部対策のほとんどは自社の努力次第でいくらでも改善が可能です!
だからこそ、まずは内部対策で評価の土台を整えることが、SEOの基本であり最優先事項と言えるでしょう。
とはいえ、テクニカルSEOの実施には専門の知識やスキルが必要なので、もしリソースやノウハウに不安がある場合は外部の専門家に依頼するのがおすすめです!
「内部対策を自社でやるのは難しい…」「プロの手で、確実に成果の出る対策を実施してほしい!」とお悩みであれば、ぜひ「株式会社I-SEED」にご相談ください!
I-SEEDでは豊富な実績で、お客様のご要望や社内の状況に適した、SEOコンサルティングを行っています。
相談や見積もりは無料なので、気軽にお問い合わせください。
Webマーケティングのお悩みはI-SEEDにご相談ください
Webマーケティングについて以下のようなお悩みをお持ちの場合、ぜひI-SEEDにご相談ください。
- 新サイトを立ち上げたいが、SEO対策の方法が分からない
- 現在のWebサイトではあまり集客できていない
- 社内にWeb担当者がおらず、Web関連の施策が滞っている
I-SEEDでは、システム開発やWebデザイン、Webマーケティングそれぞれの分野で幅広いスキルと経験を持ったスタッフが、お客様のお悩みをひとつひとつ細かくヒアリング。「使いやすく分かりやすいUI/UX」をモットーに、最適な解決策をご提案します。
メールフォームでのご相談も可能ですので、お気軽にご相談ください。
